2008-06.10 Tue「誰もあかん」ねん[世の中]
Time[07:37] Comment[2] Trackback[0]
犯行後に言った「誰でもよかった」っていう言葉。
この「よかった」とは
何がどう「よい」のか?
何が何に対して「よかった」ことになるのか?
死刑になりたいんやったら、
自らで自らを死刑にしたらいいんちゃうのん。
俺は自殺には反対やけど
こんなん勝手に自殺してくれた方がマシ。
拳銃にびびってナイフを捨てるなんて、
ほんまにこいつ死刑になりたいんかな。
自分が世の中で小さすぎる存在であることに
耐えられへんくなったんやろう。
死にたいくせに
死ぬのがめちゃめちゃ怖かったんやろう。
でも、「誰もあかん」ねん。
アホでもわかるやろ。
この「よかった」とは
何がどう「よい」のか?
何が何に対して「よかった」ことになるのか?
死刑になりたいんやったら、
自らで自らを死刑にしたらいいんちゃうのん。
俺は自殺には反対やけど
こんなん勝手に自殺してくれた方がマシ。
拳銃にびびってナイフを捨てるなんて、
ほんまにこいつ死刑になりたいんかな。
自分が世の中で小さすぎる存在であることに
耐えられへんくなったんやろう。
死にたいくせに
死ぬのがめちゃめちゃ怖かったんやろう。
でも、「誰もあかん」ねん。
アホでもわかるやろ。
2008-02.07 Thu同じ時代[戯言]
Time[00:58] Comment[2] Trackback[0]
この世界が生まれて2千年以上経つけど
偶然おれらは同じ時代に生まれて 同じ時間の中で過ごしてて
今生きてるすべての人を
誰も知らなくなる時代が いずれ来るわけで
同じ時代を共有して次の世代へとつながっていく
っていうその繰り返し
それが2千年 いやもっと続いてる
そんなおれらが出会ったのは
この世界で言えば ミクロ級以下のどうでもいい出来事
悲しいことも嬉しいことも
同じ時代をたまたま共有しているからこそ生まれる
このまえ楽しかったことも この先淋しく感じることも
懐かしい想い出も
運命であり縁であり ただの偶然でもある
親も兄弟も友達も 先生も社長も恋人も見知らぬ人も
みーんな たまたま同じ時代を歩いている人たちで
運命的な確率で 同じ時代を生きている人たちで
過去の多大なる歴史がウソかホンマかは誰も知らへん
それは数百年後の人が
おれらの今の時代について考えるときも同じ
タイムマシンなんて、ない方がいいかも
いま同じ時代を生きていることは
おれらだけの秘密にしたいもんな
偶然おれらは同じ時代に生まれて 同じ時間の中で過ごしてて
今生きてるすべての人を
誰も知らなくなる時代が いずれ来るわけで
同じ時代を共有して次の世代へとつながっていく
っていうその繰り返し
それが2千年 いやもっと続いてる
そんなおれらが出会ったのは
この世界で言えば ミクロ級以下のどうでもいい出来事
悲しいことも嬉しいことも
同じ時代をたまたま共有しているからこそ生まれる
このまえ楽しかったことも この先淋しく感じることも
懐かしい想い出も
運命であり縁であり ただの偶然でもある
親も兄弟も友達も 先生も社長も恋人も見知らぬ人も
みーんな たまたま同じ時代を歩いている人たちで
運命的な確率で 同じ時代を生きている人たちで
過去の多大なる歴史がウソかホンマかは誰も知らへん
それは数百年後の人が
おれらの今の時代について考えるときも同じ
タイムマシンなんて、ない方がいいかも
いま同じ時代を生きていることは
おれらだけの秘密にしたいもんな
2008-01.21 Mon人の気持ちになって[世の中]
Time[23:36] Comment[0] Trackback[0]
玉置浩二の歌で、こんな歌詞がある。
どんな時でも どんなことにでも
人の気持ちになって この心が痛むなら
むだなことだって 言われたって
かまわないから
人の気持ちになって考えることは、本当に重要なこと。自分自身、それができているかはわからないが、それが大切だってことは分かる。世の中には、同じようにそれが分かる人もたくさんいるだろう。しかしその反面、分かっている振りをして、この考えが明らかに分かっていない人もいる。程度に大小はあるが、いままでに私が出会った中ににもそのような類の人物は存在する。小さい行動でも、最終的に自分の利益や地位、評判になると思えることしか行わない。一見、人のためにしているようなことでも、実は自分にとってオイシイと思えることだからやっている。そんな裏側がバレバレな人を見ていると、本当につまらないと感じる。その程度がたとえ小であっても、それは醜い。
今日、昨年に放送された「FNS27時間テレビ」で、番組制作上の倫理違反があったとする意見書が放送倫理・番組向上機構からフジテレビに渡された。
放送されたのは、新潟中越地震の被災者にリンゴを送り続けている東北地方の女性に江原啓之氏が訪ねるというドッキリ企画。彼女は美容院を経営しながら、亡くなった父親から受け継いだりんご園を経営していた。しかし、新潟で地震が起こって以来、彼女はりんご園の経営をやめ、被災地などに無償でリンゴ送るようになった。放送では、その無償提供が原因で費用がふくらみ、本業の美容院の経営も厳しい状況になっているという内容だった。そこに江原氏がドッキリで訪れ、亡き父のメッセージとして「お前は間違っている。リンゴを送る前に、まず本業である美容院をしっかりやれ。」という意味の言葉を投げかけたのである。
このような内容の企画はまあ普通にあり得るものなのだが、問題は、事実と違っていたこと。彼女の美容院は経営難でも何でもなく、彼女は「リンゴを送ること」と「美容院の経営」のバランスには何も悩んでいなかったという。それなのに、江原氏から「間違っている」というような言葉を“父からの言葉”として受けたので、彼女は大きなショックを受けた。良かれと思って行っていたボランティアを、天国の父が反対するという事実。これは、天国の父からのメッセージを押しつけるべく、番組が都合のよい状況を勝手に作り出したと言える。視聴率欲しさに細工をし、何の罪もない善人を傷つけたのである。
テレビ局がこのような“ヤラせ”を行うことはもはや驚きでも何でもないが、問題は何の罪もない善人を傷つけたこと。メディアは真実を伝えるのが仕事。ジャーナリズム的に言えば、良き事実には賞賛し、悪事を批判すべきである代表的な存在。視聴率=広告費=自社、それを最優先し、人の気持ちになって考えることができないテレビ局なんて、自己中心的で何よりも価値のない存在である。
自分の利益を優先するよりも、心から人の気持ちになって行動する方が、回り回ってよっぽど自分の利益になる。なのに、なぜそれがわからないのか。そんな行動なんて、みんなすぐ気づくものである。
どんな時でも どんなことにでも
人の気持ちになって この心が痛むなら
むだなことだって 言われたって
かまわないから
人の気持ちになって考えることは、本当に重要なこと。自分自身、それができているかはわからないが、それが大切だってことは分かる。世の中には、同じようにそれが分かる人もたくさんいるだろう。しかしその反面、分かっている振りをして、この考えが明らかに分かっていない人もいる。程度に大小はあるが、いままでに私が出会った中ににもそのような類の人物は存在する。小さい行動でも、最終的に自分の利益や地位、評判になると思えることしか行わない。一見、人のためにしているようなことでも、実は自分にとってオイシイと思えることだからやっている。そんな裏側がバレバレな人を見ていると、本当につまらないと感じる。その程度がたとえ小であっても、それは醜い。
今日、昨年に放送された「FNS27時間テレビ」で、番組制作上の倫理違反があったとする意見書が放送倫理・番組向上機構からフジテレビに渡された。
放送されたのは、新潟中越地震の被災者にリンゴを送り続けている東北地方の女性に江原啓之氏が訪ねるというドッキリ企画。彼女は美容院を経営しながら、亡くなった父親から受け継いだりんご園を経営していた。しかし、新潟で地震が起こって以来、彼女はりんご園の経営をやめ、被災地などに無償でリンゴ送るようになった。放送では、その無償提供が原因で費用がふくらみ、本業の美容院の経営も厳しい状況になっているという内容だった。そこに江原氏がドッキリで訪れ、亡き父のメッセージとして「お前は間違っている。リンゴを送る前に、まず本業である美容院をしっかりやれ。」という意味の言葉を投げかけたのである。
このような内容の企画はまあ普通にあり得るものなのだが、問題は、事実と違っていたこと。彼女の美容院は経営難でも何でもなく、彼女は「リンゴを送ること」と「美容院の経営」のバランスには何も悩んでいなかったという。それなのに、江原氏から「間違っている」というような言葉を“父からの言葉”として受けたので、彼女は大きなショックを受けた。良かれと思って行っていたボランティアを、天国の父が反対するという事実。これは、天国の父からのメッセージを押しつけるべく、番組が都合のよい状況を勝手に作り出したと言える。視聴率欲しさに細工をし、何の罪もない善人を傷つけたのである。
テレビ局がこのような“ヤラせ”を行うことはもはや驚きでも何でもないが、問題は何の罪もない善人を傷つけたこと。メディアは真実を伝えるのが仕事。ジャーナリズム的に言えば、良き事実には賞賛し、悪事を批判すべきである代表的な存在。視聴率=広告費=自社、それを最優先し、人の気持ちになって考えることができないテレビ局なんて、自己中心的で何よりも価値のない存在である。
自分の利益を優先するよりも、心から人の気持ちになって行動する方が、回り回ってよっぽど自分の利益になる。なのに、なぜそれがわからないのか。そんな行動なんて、みんなすぐ気づくものである。
2008-01.18 Fri勝手にラーメン批評[グルメ]
Time[00:00] Comment[3] Trackback[0]
とりあえず言うと、私はラーメンがごっつ好きです。食いもんの中で一番好きです。ここ最近、ラーメンを食いまくっているので、行った店をブログに書こうと思います。ちなみに、個人的な好みで評価を書いて見ますので、あまり点数は参考にしないでください。それではまず、店の紹介の前に、私からのすばらしいラーメンへの格言をご覧ください。
一番ウマいラーメンなんて、
各々で思っていれば良いこと。
味がある程度のレベルに達すると、
あとは食べる人の好き好きで順位が決まる。
ラーメンは作品でも芸術でもない。
ラーメンはデザートである。
スープを最後に無理やり飲み干すなんてしない。
なぜなら、スープと麺と具が交わって、
はじめてラーメンになるのだから。
【長浜ラーメン みよし】 (京都 三条) 8点
数年ぶりに食べましたが、当時感じたほどこってり味じゃありませんでした。比較的あっさり系のとんこつラーメン。これくらいの細麺が好みです。チャーシューの存在感も控えめで、全体的にかなり好きなラーメンです。大学時代、忘年会で行った思い出があり、今回も年始に訪問。深夜でもけっこうな人が並んでました。個人的に、年末年始の深夜っていうイメージのラーメンでございます。
地図はコチラ
【博多とんこつ 天神旗】 (大阪 上新庄) 10点
よく行きます。今まで食べてきた中で一番好きなラーメン。場所が微妙なだけに、あまり並ばずに食えます。こってりの『老』とあっさりの『若』の2種類のスープが選べるんですが、『若』でもそこそここってりしてます。でもやっぱり好きなのは『老』。継ぎ足しっていう作業を繰り返した、超こってりラーメン。膜を張るんちゃうかっていうくらいドロドロしたスープです。食べ始めるともうトランス状態。もちろん、硬麺で注文ですね。こってりとんこつ・極細麺が好きな人なら、ぜひとも食べてほしいラーメンです。
地図はコチラ
【ラーメン東大 搾りとんこつ麺王】 (徳島 徳島駅前) 7点
徳島でかなり有名な『東大』というラーメン屋があるんですが、その系列店というか、スピンオフ店というか・・・そんな感じの店。徳島ラーメンは豚バラ肉と生卵を入れるという特徴があって、この店もその類。高菜を自由に入れることができて、ちょっと博多ラーメンっぽい徳島ラーメンって感じ。『東大』の系列ですが、『東大』ほどこってり感はなかったです。なんだかんだ言いましたが、このラーメンも美味い!やっぱ徳島ラーメン好きです。徳島ラーメンはほかにも『巽屋』とか『阿波屋』とか好きな店がいろいろあるので、また紹介します。
地図はコチラ
まだいろいろ紹介する店はあるけど、また今度にします。
一番ウマいラーメンなんて、
各々で思っていれば良いこと。
味がある程度のレベルに達すると、
あとは食べる人の好き好きで順位が決まる。
ラーメンは作品でも芸術でもない。
ラーメンはデザートである。
スープを最後に無理やり飲み干すなんてしない。
なぜなら、スープと麺と具が交わって、
はじめてラーメンになるのだから。
【長浜ラーメン みよし】 (京都 三条) 8点
数年ぶりに食べましたが、当時感じたほどこってり味じゃありませんでした。比較的あっさり系のとんこつラーメン。これくらいの細麺が好みです。チャーシューの存在感も控えめで、全体的にかなり好きなラーメンです。大学時代、忘年会で行った思い出があり、今回も年始に訪問。深夜でもけっこうな人が並んでました。個人的に、年末年始の深夜っていうイメージのラーメンでございます。
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【博多とんこつ 天神旗】 (大阪 上新庄) 10点
よく行きます。今まで食べてきた中で一番好きなラーメン。場所が微妙なだけに、あまり並ばずに食えます。こってりの『老』とあっさりの『若』の2種類のスープが選べるんですが、『若』でもそこそここってりしてます。でもやっぱり好きなのは『老』。継ぎ足しっていう作業を繰り返した、超こってりラーメン。膜を張るんちゃうかっていうくらいドロドロしたスープです。食べ始めるともうトランス状態。もちろん、硬麺で注文ですね。こってりとんこつ・極細麺が好きな人なら、ぜひとも食べてほしいラーメンです。
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【ラーメン東大 搾りとんこつ麺王】 (徳島 徳島駅前) 7点
徳島でかなり有名な『東大』というラーメン屋があるんですが、その系列店というか、スピンオフ店というか・・・そんな感じの店。徳島ラーメンは豚バラ肉と生卵を入れるという特徴があって、この店もその類。高菜を自由に入れることができて、ちょっと博多ラーメンっぽい徳島ラーメンって感じ。『東大』の系列ですが、『東大』ほどこってり感はなかったです。なんだかんだ言いましたが、このラーメンも美味い!やっぱ徳島ラーメン好きです。徳島ラーメンはほかにも『巽屋』とか『阿波屋』とか好きな店がいろいろあるので、また紹介します。
地図はコチラ
まだいろいろ紹介する店はあるけど、また今度にします。
2007-11.05 Mon勝手に映画批評19[映画]
Time[23:16] Comment[0] Trackback[0]
【ALWAYS 三丁目の夕日】 8点
この、イヤらしいほど“昭和”な雰囲気が、ベタベタなストーリーをどっかに吹きとばしちゃったような感じですね。29歳の僕が「懐かしい〜」なんて言ったら完全にウソつき呼ばわりされますけど、でもなんか「懐かしい〜」んです。昔、数年間住んでいた長屋での生活を思い出して、思わずそんな気持ちになっちゃいました。あの頃も地面はジャリ道やったなあ〜って感じで。
さっきも書いたように、ストーリーはベタもベタ。後半の部分、こっちが赤面しちゃいそうなくらいベタなシーンもありました。堀北真希が実家に帰るとことか、誰もが想像できてしまう展開。でもそのベタさが、純粋な「愛情」だったり「人とのふれあい」だったりをストレートに伝えられたんやろうなって思います。ベタやから大衆受けするけど、そのぶん映画としての残念度もちょっとあったりする感じ。
“お涙ちょうだい”的な映画って、けっこう毛嫌いする人もいるんですけど、その表現の上手さが重要ですよね。同じ「泣け、泣け〜!」っていう雰囲気がガンガン伝わる映画でも、シラ〜ってなる映画もあれば、ドボドボ泣いちゃう映画もある。それは、台詞や映像も含めた表現の上手さが重要なんじゃないですかね。例えば、いかにリアリティを保ち続けられる表現をしているか、とか。そのへんがこの映画に関してはなかなか上手かった。だから僕はこういう“お涙ちょうだい”的な映画でも感動したんでしょうね。ただ、後半の淳之介が戻ってくるシーンはダメ。ちょっと冷めちゃいましたね。あれは唯一ヘタだったシーンでした。
【パッチギ!】 7点
前半はどうなることかと思ったけど、後半に巻き返しました。あまり知られていない役者を使うことで、映画の世界がよりリアルなものになったと思います。ちょっとケンカのシーンが多すぎたところは気になったけど、若者の良い部分と悪い部分をバランス良く描いていて、なかなか気持ちよく観れました。カットのつなぎ方とか音声の拾い具合とか、台詞の内容とか、作品としての完成度が変に高すぎないところがけっこう好きな感じですね。
在日朝鮮人のことを描いた物語なんですが、終わってみて、何を伝えたかったのかが分かったようで、でもよく分からないという状況に陥ってしまいました。単純に「朝鮮人への差別反対!」なのか、「愛は国籍を超える」的なものなのか・・・。『イムジン河』はすごく良かったけど、すごく良かったで済んでしまう感じもあったりなかったり・・・。僕の感覚がまだ鈍いんでしょうか。
沢尻エリカって、ナチュラルメイクのときはなんでこんなにカワイイんでしょう?この映画でもバツグンに光ってました。なんか、今は女優としてもったいない状況になっちゃいましたね。顔とか演技とかがすばらしく良くても、性格とか態度とかで素材を生かしきれなくなったりするんでしょうかね。
【北極のナヌー】 5点
動物もののドキュメント映画としては、なかなか興味深い映像が多かったです。ただ、大きく残念なことがひとつ。それは、ナヌーのストーリーにこだわりすぎたのか、動物たちの映像をむりやりつなぎ合わせてまでストーリーを展開させていたこと。以前、同じく動物もので『ディープ・ブルー』という映画があったけど、あの映画は特にストーリーにはこだわっていなかった。だからこそ、映像にリアルさが感じられて、素晴らしい映画に仕上がっていたと思います。
でも、この『北極のナヌー』はストーリー展開にこだわってました。それはあくまでもナヌーを主人公にしようという興行戦略があったからじゃないでしょうか。子供たちが観やすくなり、グッズの売り上げなども期待できる状況にするためには、ストーリー上の主役が絶対に必要だったのでしょう。まぁ、それはそれで悪くはないんですが、映像のつなぎ方がちょっと・・いや、かなり乱暴でした。無理矢理なナレーションと、つなぎ合わせた映像が、せっかくのリアルな映像の質を完全に下げてしまっていました。かなりもったいない映画です。編集によっては、絶対良い映画になったと思います。
【サッド・ヴァケイション】 6点
キャストがこんなに豪華じゃなかったらもっと退屈だったかもしれない映画。でも、心情が変化する具合が自然に描かれていて、ヒューマンドラマ的な感じで楽しめました。『Helpless』も『EUREKA ユリイカ』も観てなかったけど、特に問題なく観れました。観たのがちょっと前やから細かく覚えてないけど、まあまあええんちゃう?って感じの映画。
【硫黄島からの手紙】 6点
いろいろ書きたいことあるけど、書くのに疲れてきたので省略。
この、イヤらしいほど“昭和”な雰囲気が、ベタベタなストーリーをどっかに吹きとばしちゃったような感じですね。29歳の僕が「懐かしい〜」なんて言ったら完全にウソつき呼ばわりされますけど、でもなんか「懐かしい〜」んです。昔、数年間住んでいた長屋での生活を思い出して、思わずそんな気持ちになっちゃいました。あの頃も地面はジャリ道やったなあ〜って感じで。
さっきも書いたように、ストーリーはベタもベタ。後半の部分、こっちが赤面しちゃいそうなくらいベタなシーンもありました。堀北真希が実家に帰るとことか、誰もが想像できてしまう展開。でもそのベタさが、純粋な「愛情」だったり「人とのふれあい」だったりをストレートに伝えられたんやろうなって思います。ベタやから大衆受けするけど、そのぶん映画としての残念度もちょっとあったりする感じ。
“お涙ちょうだい”的な映画って、けっこう毛嫌いする人もいるんですけど、その表現の上手さが重要ですよね。同じ「泣け、泣け〜!」っていう雰囲気がガンガン伝わる映画でも、シラ〜ってなる映画もあれば、ドボドボ泣いちゃう映画もある。それは、台詞や映像も含めた表現の上手さが重要なんじゃないですかね。例えば、いかにリアリティを保ち続けられる表現をしているか、とか。そのへんがこの映画に関してはなかなか上手かった。だから僕はこういう“お涙ちょうだい”的な映画でも感動したんでしょうね。ただ、後半の淳之介が戻ってくるシーンはダメ。ちょっと冷めちゃいましたね。あれは唯一ヘタだったシーンでした。
【パッチギ!】 7点
前半はどうなることかと思ったけど、後半に巻き返しました。あまり知られていない役者を使うことで、映画の世界がよりリアルなものになったと思います。ちょっとケンカのシーンが多すぎたところは気になったけど、若者の良い部分と悪い部分をバランス良く描いていて、なかなか気持ちよく観れました。カットのつなぎ方とか音声の拾い具合とか、台詞の内容とか、作品としての完成度が変に高すぎないところがけっこう好きな感じですね。
在日朝鮮人のことを描いた物語なんですが、終わってみて、何を伝えたかったのかが分かったようで、でもよく分からないという状況に陥ってしまいました。単純に「朝鮮人への差別反対!」なのか、「愛は国籍を超える」的なものなのか・・・。『イムジン河』はすごく良かったけど、すごく良かったで済んでしまう感じもあったりなかったり・・・。僕の感覚がまだ鈍いんでしょうか。
沢尻エリカって、ナチュラルメイクのときはなんでこんなにカワイイんでしょう?この映画でもバツグンに光ってました。なんか、今は女優としてもったいない状況になっちゃいましたね。顔とか演技とかがすばらしく良くても、性格とか態度とかで素材を生かしきれなくなったりするんでしょうかね。
【北極のナヌー】 5点
動物もののドキュメント映画としては、なかなか興味深い映像が多かったです。ただ、大きく残念なことがひとつ。それは、ナヌーのストーリーにこだわりすぎたのか、動物たちの映像をむりやりつなぎ合わせてまでストーリーを展開させていたこと。以前、同じく動物もので『ディープ・ブルー』という映画があったけど、あの映画は特にストーリーにはこだわっていなかった。だからこそ、映像にリアルさが感じられて、素晴らしい映画に仕上がっていたと思います。
でも、この『北極のナヌー』はストーリー展開にこだわってました。それはあくまでもナヌーを主人公にしようという興行戦略があったからじゃないでしょうか。子供たちが観やすくなり、グッズの売り上げなども期待できる状況にするためには、ストーリー上の主役が絶対に必要だったのでしょう。まぁ、それはそれで悪くはないんですが、映像のつなぎ方がちょっと・・いや、かなり乱暴でした。無理矢理なナレーションと、つなぎ合わせた映像が、せっかくのリアルな映像の質を完全に下げてしまっていました。かなりもったいない映画です。編集によっては、絶対良い映画になったと思います。
【サッド・ヴァケイション】 6点
キャストがこんなに豪華じゃなかったらもっと退屈だったかもしれない映画。でも、心情が変化する具合が自然に描かれていて、ヒューマンドラマ的な感じで楽しめました。『Helpless』も『EUREKA ユリイカ』も観てなかったけど、特に問題なく観れました。観たのがちょっと前やから細かく覚えてないけど、まあまあええんちゃう?って感じの映画。
【硫黄島からの手紙】 6点
いろいろ書きたいことあるけど、書くのに疲れてきたので省略。
2007-10.11 Thu勝手に映画批評18[映画]
Time[20:53] Comment[4] Trackback[11]
【めがね】 8点
やっぱいいですね。期待通り。『かもめ食堂』のノリはそのままでも、変化させるとこは変化させてる。そのあたりのバランスがなかなか絶妙でしたね。見終わった後に心がキレイになって、そしてお腹が空く映画。登場人物もみんな独特の平和ムードが漂っていて、ニコニコしながら観られます。
カメラの焦点が人じゃなくて風景に当たっているところが、この映画の独特の雰囲気を創り出している一つの要素ではないでしょうか。あくまでもその風景に人が入り込んでいるっちゅう感じ。だからあののんびりした空気を、観ている人も味わった気になれるんでしょうね。
相変わらず、登場人物の背景を明らかにしないまま終わる映画。いろんな想像をして、結局わからなくて、でも「まあ、いいか」で許せるからずごい。そんな背景とか理由とか事情とかはどうでもよくて、ただこの映画を味わうだけで満足なんですよね。逆にいろいろ知ってしまうとおもしろくなくなるのかもしれない。そういう絶妙な空気を創り出すのが上手いですね、ホンマ。
小林聡美さんの立場が『かもめ食堂』と全く違ったことには驚きでした。今回は登場人物の中で、一番“フツー”の人間。かもめを観ている人にとって、結構それは新鮮だったんじゃないですかね。あとは、やっぱり食べ物。かき氷とか、目玉焼きとか、ロブスターとか、どれもすばらしく美味しそうに映しています。かもめ食堂もそうだったんですが、こういう部分も映画の雰囲気を創り出している要素ですね。風景の一部というか、なんか物語を構成する一つの風景のような気がして、楽しめます。
ただやっぱり僕は『かもめ食堂』の方が好きですね。やっぱりあの映画には衝撃を受けましたから。特に映画の終わり方なんて、今までの映画でもトップクラスですね。だからどうしてもそれと比べてしまって、ちょっと点数は低くなりました。でも、この映画も負けず劣らずの良い映画。かもめを観ていない人は僕以上にもっともっと良く感じるのかもしれないですね。もちろん、好き嫌いがありそうなジャンルの映画ですけど。
やっぱいいですね。期待通り。『かもめ食堂』のノリはそのままでも、変化させるとこは変化させてる。そのあたりのバランスがなかなか絶妙でしたね。見終わった後に心がキレイになって、そしてお腹が空く映画。登場人物もみんな独特の平和ムードが漂っていて、ニコニコしながら観られます。
カメラの焦点が人じゃなくて風景に当たっているところが、この映画の独特の雰囲気を創り出している一つの要素ではないでしょうか。あくまでもその風景に人が入り込んでいるっちゅう感じ。だからあののんびりした空気を、観ている人も味わった気になれるんでしょうね。
相変わらず、登場人物の背景を明らかにしないまま終わる映画。いろんな想像をして、結局わからなくて、でも「まあ、いいか」で許せるからずごい。そんな背景とか理由とか事情とかはどうでもよくて、ただこの映画を味わうだけで満足なんですよね。逆にいろいろ知ってしまうとおもしろくなくなるのかもしれない。そういう絶妙な空気を創り出すのが上手いですね、ホンマ。
小林聡美さんの立場が『かもめ食堂』と全く違ったことには驚きでした。今回は登場人物の中で、一番“フツー”の人間。かもめを観ている人にとって、結構それは新鮮だったんじゃないですかね。あとは、やっぱり食べ物。かき氷とか、目玉焼きとか、ロブスターとか、どれもすばらしく美味しそうに映しています。かもめ食堂もそうだったんですが、こういう部分も映画の雰囲気を創り出している要素ですね。風景の一部というか、なんか物語を構成する一つの風景のような気がして、楽しめます。
ただやっぱり僕は『かもめ食堂』の方が好きですね。やっぱりあの映画には衝撃を受けましたから。特に映画の終わり方なんて、今までの映画でもトップクラスですね。だからどうしてもそれと比べてしまって、ちょっと点数は低くなりました。でも、この映画も負けず劣らずの良い映画。かもめを観ていない人は僕以上にもっともっと良く感じるのかもしれないですね。もちろん、好き嫌いがありそうなジャンルの映画ですけど。