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【めがね】 8点
やっぱいいですね。期待通り。『かもめ食堂』のノリはそのままでも、変化させるとこは変化させてる。そのあたりのバランスがなかなか絶妙でしたね。見終わった後に心がキレイになって、そしてお腹が空く映画。登場人物もみんな独特の平和ムードが漂っていて、ニコニコしながら観られます。

カメラの焦点が人じゃなくて風景に当たっているところが、この映画の独特の雰囲気を創り出している一つの要素ではないでしょうか。あくまでもその風景に人が入り込んでいるっちゅう感じ。だからあののんびりした空気を、観ている人も味わった気になれるんでしょうね。

相変わらず、登場人物の背景を明らかにしないまま終わる映画。いろんな想像をして、結局わからなくて、でも「まあ、いいか」で許せるからずごい。そんな背景とか理由とか事情とかはどうでもよくて、ただこの映画を味わうだけで満足なんですよね。逆にいろいろ知ってしまうとおもしろくなくなるのかもしれない。そういう絶妙な空気を創り出すのが上手いですね、ホンマ。

小林聡美さんの立場が『かもめ食堂』と全く違ったことには驚きでした。今回は登場人物の中で、一番“フツー”の人間。かもめを観ている人にとって、結構それは新鮮だったんじゃないですかね。あとは、やっぱり食べ物。かき氷とか、目玉焼きとか、ロブスターとか、どれもすばらしく美味しそうに映しています。かもめ食堂もそうだったんですが、こういう部分も映画の雰囲気を創り出している要素ですね。風景の一部というか、なんか物語を構成する一つの風景のような気がして、楽しめます。

ただやっぱり僕は『かもめ食堂』の方が好きですね。やっぱりあの映画には衝撃を受けましたから。特に映画の終わり方なんて、今までの映画でもトップクラスですね。だからどうしてもそれと比べてしまって、ちょっと点数は低くなりました。でも、この映画も負けず劣らずの良い映画。かもめを観ていない人は僕以上にもっともっと良く感じるのかもしれないですね。もちろん、好き嫌いがありそうなジャンルの映画ですけど。
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2007.10.11 | 映画 | トラックバック(11) | コメント(4) |

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