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 今日はすばらしく醜い物語をご紹介しましょう。
 これはある一家の物語です。


 むかしむかしあるところに、イスラエールさんというおじさんがいました。イスラエールさんはユダヤ教をしんじる「ユダヤ人」です。イスラエールさんはチュートー村(※1)というところに家をつくり、妻や子どもたちと長いあいだずっとそこで暮らしていました(※2)。しかしある日、村長であるアラブ人のロマさんと大げんかしてしまい(※3)、イスラエールさん一家は島流しの刑をうけました(※4)。それも家族そろってじゃなく、みんなバラバラで。飼っていたペットのエルサレム(※5)はロマさんに奪われ、イスラエールさんの住んでいた家はロマさんの家族が住むことになりました。イスラエールさんは家族がどこに住んでいるのかもわからず、家もなく独りぼっちで生きていくことになったのです(※6)。そこから長い間ずっと、イスラエールさんとその家族はさびしく孤独な毎日をすごすことになるのでした。長い間、ずっとずっと。なんてかわいそうなのでしょう。

 家族と離れ、バラバラで暮らすことになったイスラエールさんは、となり町のヨロッパ村でひっそりと暮らしていましたが、家族がいないということでまわりからいじめられました。「おまえ、ひとりぼっちなのかよー」「家族のいないヤツは出ていけー」「ユダヤなんてキモいー」。言葉だけのいじめだけならまだマシでした。いじめはどんどんひどくなり、村人からは殴られ蹴られ、ぼろぼろにされました。何も悪いことをしていないのに、家族がいないだけで、なぜかいじめられました。なぜなのでしょう。

 そしてある日、多くの村どうしが大げんかしたとき(※7)、イスラエールさんはヨロッパ村のナチさんという悪いひと(※8)に、死んでしまいそうなほどいじめられました(※9)。イスラエールさんは何年も何年もいじめをがまんしてきましたが、ついにそのがまんにも限界がきました。「こんなにいじめられるのは家族がいっしょにいないからだ。やっぱりあの家にもどって、家族みんなで暮らしたい」と思い、ロマさんにうばわれた家をとりもどすため、ヨロッパ村からはるばるチュートー村にむかいました。

 イスラエールさんがチュートー村についたとき、家にはもうロマさんは住んでいませんでした。家はロマさんが手放したあと、いろいろな人の手にわたり、そのときは大金持ちのイギリさんのものになっていました。イギリさんはこの家を、アラブ人のパレスチーナさん一家(※10)に貸していました。表札も「パレスチーナ」という名前に変えられ、家は完全にパレスチーナさんの家になっていました。そこに、家をとりもどそうともどってきたイスラエールさんが乗りこんだのです(※11)。パレスチーナさんは乗りこんでくるイスラエールさんに怒り、ケンカになりました。ちなみパレスチーナさん一家は、イギリさんから別の新しい家をプレゼントされていて、その家にも家族が住んでいました(※12)。イスラエールさんのことをかんがえると、これじゃあ「セコイ!」と思われてもしょうがないかもしれません。

 「家をかえせ!」というイスラエールさんの勢いは強く、パレスチーナさんを殴るだけじゃなく、家の持ちぬしであるイギリさんにまで殴りかかりました(※13)。パレスチーナさんもただ殴られてだまっているわけもなく、殴られたぶん殴りかえしもしました。しかしこのケンカがどんどんひどくなっていくのを見て、たまらくなったイギリさんがコクレン天皇(※14)に「何とかしてください」と頼みにいきました。

 するとコクレン天皇は「この家をイスラエール家とパレスチーナ家で部屋を分けて使いなさい」と言いました(※15)。いまで言えば“二世帯住宅”のようなものです。この言葉をきいたイスラエールさんはとてもよろこびました。パレスチーナ家が家から完全に出ていくわけじゃないのに、とてもとてもよろこびました。「やった、やっとオレたちの家に住める!家族で住める!もういじめられたりしない!」。イスラエールさんはなによりも、家族みんなで自分の家に住めることによろこんだのです。家の持ちぬしだったイギリさんはいやになって「もうこんなややこしい家、いらない」と言って家を手ばなしました。イスラエール家は表札もちゃんとつくり(※16)、はなれていた家族みんなをさがしだしました。半分の部屋だけとはいえ、イスラエールさんの願いはかない、ついに中東市でまた暮らせるようになりました。むかし飼っていたペットのエルサレムは双子のこどもを産んでおり、一匹はイスラエール家が(※17)、もう一匹はパレスチーナ家が(※18)そだてることになりました。いやー、よかったですね。

しかし、そんな家族どうしが同じ家で仲良く暮らせるはずもありません。

ここからお話しはどんどん暗く、みにくくなっていきます。
そして、それはいまも続いているのです。

いつかの後編へつづく


~過去の日記のご紹介~
北朝鮮日記アメリカ独裁日記

2006.08.01 | 世の中 | トラックバック(1) | コメント(2) |

TB有難うございます!
記事、拝見しました♪
すごい。わかりやすい。
なんでそんなに文章、上手なんですか?
お気に入りに入れちゃいました。

イスラエル・パレスチナ問題・・
どちらもちょっと、可哀そうな気がします・・
解決の道はあるんでしょうかね・・。

ではまた、寄らせていただきます♪

2006.08.10 00:24 URL | sana #- [ 編集 ]

>sanaさん
はじめまして。
コメントありがとうございます!
お褒め頂き嬉しい限りです。まだまだ自分の中では至らないところもある文章なので、今後もっと磨きをかけられるように頑張ります!

イスラエルとレバノンの紛争も泥沼化してきましたね。アメリカがもっとちゃんとした行動をとってくれないと、どんどんドツボにはまってくのではないでしょうか。

また宜しくお願いします!

2006.08.11 23:53 URL | エツ #- [ 編集 ]












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パレスチナ問題・・
新聞をね、朝刊だけ取ってて、朝は読めないので [:汗:]仕事から帰ってきてから読むのが、毎日の楽しみです [:壁掛時計:] (夜読むと、もうそれは、古い情報なんですけど [:汗:])『パレスチナ問題』・・ [:バッド:]これが、わかんないんです。私は頭が悪いんだな [:ピピピ:]

2006.08.10 00:02 | etonnez private blog 。・☆

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