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【フラガール】 9点
評判が良いのは知っていましたが、ここまでの映画とは思わなかった。ひとつひとつのシーンに感情がこもっているというか、映画から放たれるパワーのようなものが伝わってきて、随所に感動する部分がありました。蒼井優、松雪泰子、富司純子と、メインをはる女性3人の演技がそれぞれすばらしかった。特に富司純子。娘を反対する親心と、応援する親心の微妙な心理状況を、絶妙な演技で魅せていたと思います。蒼井優の親友から届けられた郵便物を渡しに行くシーンと、ストーブを集めるシーンの演技はお見事でした。

実話を元にした映画だということを映画の最後まで伝えなかったところは良いですね。実話を元にした映画は、たまに映画の最初で「この話しは実話です」的なことを伝えてくるんですが、これはあまり好きじゃないです。なんか、「ストーリーがあんまりおもしろくなくても、実話を映画化してるだけやから許してな」って言ってるみたいで、なんか映画に対する自信のなさを感じてしまうんです。・・・考えすぎ?

昭和40年代の炭鉱の街の完成度もかなりのもの。CGとかを駆使して表現してるんでしょうけど、違和感がまったくなかったです。まあ、僕は昭和40年代の炭鉱には行ったことないんですが・・・。あと、この手の映画の醍醐味はやっぱりダンスのシーン。練習風景で断片的にダンスを観ることはできたんですが、一連のダンスシーンをきちんと観ることは終盤までできず、「あれ、このままダンスのシーンがちゃんと観れずに終わってまうんかな?」って思ってました。でも、最後の最後にドッサリとダンスを披露するシーンを用意してあり、満足度アップ。なんかライブを見てるような気分になれて、なかなか気持ちよかった。

シンプルなストーリーではあるけど、映画から伝わってくる想いのようなものを感じました。良い意味で「古いものに固執せず、新しい時代を受け入れよう」みたいなもの。主人公の蒼井優がそれをガンガンに伝えてくれました。彼女の存在感はなんか独特。「生きてる」臭いがするっていうか、何というか・・・。あと、松雪泰子の正体が少ししか解らないようにしているところとか、コミカルな部分とシリアスな部分のバランス具合とかもかなり好きな感じ。むかし観に行った「チアーズ!」って映画を思い出しました。パクリ疑惑の箇所もいくつかありますが、あんまよく分からないので気にしない。楽しく泣ける映画って感じで、ナイスな作品ですわ。


【犬神家の一族】 5点
30年前のオリジナルは観ていないんですが、オリジナルを観た人は揃って「あまり良くない」と言ってますね。まあ、リメイクってそんなもん。観た人はどうしてもオリジナルと比べる意識になってしまうんでしょう。大作であればあるほど、その意識は大きくなるもんやと思います。

個人的な印象で言うと、「なかなかおもしろい2時間ドラマ」。ストーリーが良い意味で単純で、多少の謎解き要素もあり、それなりに楽しく観られます。雰囲気もあるし。ただ、改めてリメイクするほどのモンなんですかね?って思う。オリジナルとほぼ同じストーリーで、監督も同じで、ただ単にキャストを変えただけみたいな感じ。「30年も経ったから、同じストーリーでも新鮮な感じがするやろ?」的な発想なんでしょうか。金田一耕助をむりやり60歳過ぎの石坂浩二に演じさせるのも変な“狙い”を感じるし、リメイクにしてはちょっと中途半端かなあ。ちなみに、松嶋菜々子は特に悪くなかった。島田陽子と比べるとダメっていう意見もあるけど、島田陽子バージョンを観てないから知らん。

犬神家の3姉妹の演技はさすが。風格がありました。打って変わって、深田恭子の演技、なんやアレ!?演劇部の中学生の方がまだマシちゃうか?まあ、逆にそれがオモロかったけどね。あと、犯人とラストシーンがすぐに予想できてちょっと寂しかった。30年前の映画の完全コピーやから、ある程度はやっぱ仕方ないんですかね。


【日常】 8点
大阪吉本興業の芸人が総出演する映画。各々がいろんな立場で日常生活を送り、ただ単にその姿を映し出していくという内容で、特にストーリーっちゅうもんはなく、映し出す芸人を数分ごとに変え、日常風景を無機質に映し出すというパターン。特に気合いを入れて観る必要もなく、いろいろ考えごとをしながら大阪の街を眺めることができます。

大阪に限ったことじゃないんですが、世の中にはいろんな人がいて、それぞれに人生があり、それぞれに悩みがあり、楽しむ姿がある。そんなことを考えながらボーっと観てしまうところに心地よさがありました。主役であるケンドーコバヤシと次長課長の井上の「仮面ドライバー」っていう路上ライブデュオの、中途半端なウマさと手作り感たっぷりの曲が、日常生活のリアルさをうまいこと味付けしています。特に好きだったのは南海キャンディーズのしずちゃんとブラックマヨネーズ吉田のシーン。お金がからんだ会話なので変に緊張感があり、しずちゃんのノロノロした話し方と相まって妙な空気を生んでいた。

これを観て思うのは、やっぱ芸人は普段コントやら漫才やらをしているので、演技が上手やってこと。友近とかサバンナ高橋なんて、日常に溶け込みすぎて気持ち悪いくらいでした。芸人はある意味「なりきる」っていうことでメシを食っているんで、中途半端なタレント俳優より演技力は上でしょ。絶対。

バッファロー吾郎の木村と、ブラックマヨネーズの小杉の髪の毛がフサフサすぎて笑えた。ちなみに今年の2月には続編の『日常 恋の声』が公開されるので、要チェックやで。


【鉄コン筋クリート】 7点
言ってみればちょっと“不思議”系の映画っていうか、独特の世界観がプンプン漂っていて、受けつけない人もけっこういると思います。でも伝わってくる感情はけっこう意外にストレートなもので、後半のクロとシロの感情が表現される部分なんて、意味不明っぽいように見えるけどある意味わかりやすかった。人間の奥底に秘められた感情や、必要なものを失ったときの感情のバランス、そんなものがなかなか素直に表現されてたように思える。心の闇の部分も大きく打ち出していたけど、なんかポジティブに世の中のことを考えられる映画だった。

それにしても、このアニメーション技術はすごい。あの幻想的な世界が実際に存在してるかのようだった。色遣いもなかなかのもので、クロとシロの深層心理・精神世界と、映画の中の現実世界との壁をうまく壊し、絶妙に絡めて映像として表現していました。すこしジブリのアニメに通ずるものがありますね。蒼井優と二宮和也の声優っぷりもなかなかのもの。特に蒼井優なんて、「どれだけ才能を見せつければ気が済むねん!」って思うくらい、ハマってて良かった。ちなみに、僕は原作をまったく知らないんですが。

人間って、いろんなものとバランスを取りながら生きていて、そのバランスって自分が思う以上に重要なんですよね。たかがアニメ、されどアニメ。そんなことを考えさせられて、いい後味がした映画でした。

2007.01.12 | 映画 | トラックバック(7) | コメント(2) |

浮気?不倫 あらゆる出会いに対応した掲示板です
http://www.gameurdr.com/rormtga/

2007.03.22 14:47 URL | ふしのん #maznR2gg [ 編集 ]

>ふしのん

そりゃおもしろそーだ。

2007.03.22 21:29 URL | エツ #- [ 編集 ]












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