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3月16日、ライブドアの前社長である堀江貴文被告に対し、東京地裁は証券取引法違反の罪で懲役2年6ヶ月の判決を言い渡した。堀江被告は直ちに控訴し、今後は高裁の場で争われることとなった。実刑という厳しい判決のウラには、社会に与えた影響や、手っ取り早く儲けようという世の中に蔓延りがちな価値観のようなものを戒める意味も込められていたのだろう。

その日の夜、ホリエモンはテレビ朝日系『報道ステーション』に出演していた。そして立て続けにTBS系『筑紫哲也のNEWS23』にも出演。控訴中とはいえ、民放各局は実刑判決を受けた“犯罪者”をテレビ出演させた。番組内でホリエモンは「判決には納得がいかない」「裁判官も“ちょっとずるいよね”的なニュアンスで有罪にした」などと不満を連発していた。

殺人だろうが粉飾決算だろうが、犯罪者であることに変わりはなく、「罪を犯した」という意味では同じである。テレビ局側があえて犯罪者に主張する場を与え、その声を全国の視聴者に届ける必要はどこにあるのだろう。反論があるなら裁判で主張すればいい。極端に言えば、これではまるでテレビ局側が「堀江さんは無実かもしれないです」と言っているかのように見えてしまう。

堀江被告は18日の『サンデープロジェクト』にも出演していたらしい。他の出演者からかなり厳しいことを言われていたみたいだが、やはり主張の場を与えたことには変わりない。16日の出演もそうなのだが、この出演でテレビ局は堀江被告に“ギャラ”を支払っていることになる。どの程度の金額かは知らないが、金儲けをしようとして逮捕された犯罪者にギャラを払ってまで主張の場を与えるとは、テレビ界も廃れたものだ。

このウラにあるのは、ご存じの通り視聴率。テレビ各局の「視聴率のためなら何でもする」という悪しき伝統意識が、堀江被告の出演を推したのだろう。『発掘!あるある大事典2』をはじめとするここ最近の捏造問題も、この伝統意識が“犯人”である。発覚した「やらせ」はあくまでも氷山の一角で、「演出」「味付け」と称する“ウソ”は、星の数ほどあるに違いない。それも、結局は金儲けのため。もちろんその中には様々な思いがあるのだろうが、やっていることはホリエモンと同じだ。堀江被告が逮捕された時、揃ってテレビ局は彼を批判した。しかし堀江被告が有罪判決になると、テレビ局は彼に主張する場を与えた。まさに「カネのためなら何でもする」である。

真実を伝える役目であるテレビ局がいま、堀江被告と同じように、ラクをして、さらにはウソをついてまでカネを儲けようとしている。時には犯罪者を出演させ、時には番組を粉飾させ、“視聴率”という名の「カネと名誉」を得ようとしている。堀江氏があるとき言った「国民は馬鹿だから」という言葉は、いまやテレビ局からの言葉になっているのかもしれない。

2007.03.19 | 世の中 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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