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日本では1.7人に1人が保有しているとされている自転車。世界でもトップクラスの保有率だ。そして地球温暖化が叫ばれている現在、自転車は排出ガスが発生しないクリーンな移動手段として世界的に注目されている。この状況を考えると、もちろんきちんとした駐輪場に自転車を止めることがベストなのだが、路上駐輪もある程度仕方のない状況であると言わざるを得ない。

しかし、しかしである。路上駐輪の際に発生するストレスに関しては、昔からほとんど改善がみられない。現実を受け止め、路上駐輪を前提とした自転車社会の創造をつくりだそうとしてもよいでのはないだろうか。そこでいま、路上駐輪に関する2つの提言を唱えよう。路上駐輪そのものに問題があると言われればそれまでなのだが。

1)壁に対してナナメ45°に止めろ!
基本的にこの社会では、自転車は壁に対してほぼ直角に近い角度で止めている。言ってみれば、自転車が完全に壁の方を向いてしまっているのだ。警備員のオッサンもよかれと思ってか、路上駐輪しているチャリンコをきれいに直角に整頓している。しかも、自転車と自転車がほぼ密接した状態。この止め方だと、確かにビジュアルはきれいに見える。しかし、これでは自転車を出すときにとてつもないストレスを感じるのだ。

自転車のカギは前輪についているタイプが多く、直角に密接された駐輪状態であれば、カギ穴にカギを差し込むには身体をかなり前に傾けないといけない。無理な状態でカギを入れるので、ミスする確率も高くなる。もしそれをミスし、カギを落としてしまったときなんて最悪だ。前輪付近に落ちたカギを拾いたくとも、自転車同士が密接した状態で取りにくいったりゃありゃしない。ストレスは急激に上昇する。カゴも遠く、荷物をカゴに入れる行為だけでも体力を使う。ストレスはもう限界。

そこでだ。自転車を路上駐輪させるとき、壁に対して約45°くらいナナメにした状態で止めれば、自分から前輪までの距離が近い。カギも入れやすく、荷物もカゴに入れやすい。多少、止められる自転車の総数は少なくなってしまうかもしれないが、それは我慢してもらうとしよう。このナナメ45°の方法を実践すれば、ある程度密接させた状態でもストレスを感じず自転車を出す準備を行うことができる。どうでしょう。素晴らしい案ではないか。

2)ハンドル、ペダルを折りたためるようにしろ!
上記1)のようにナナメに止めたとしても、自転車を出すときに隣の自転車に引っかかり、出しにくい場合が多々ある。これはかなり冷静に対処しないと、どんどん「引っかかりレベル」が増していくのだが、この状況で頭に血が上らないわけがない。力技に持って行こうとすると隣の自転車まで一緒についてきて、バランスを崩し自転車が倒れ出すと指が挟まれたりしてケガをする。引っかかる部分の多くはハンドルもしくはペダル。タテ長スタイルの自転車のなかで、左右に出っ張っているのはこの2つの部分だけ。密接して止めると、どうしてもここが隣と引っかかってしまう。

そこでだ。出すときにうっとおしいハンドルとペダルを、どうにかして折りたためるようにできれば、出すときに隣の自転車に引っかからず、スムーズに取り出すことができる。ストレスが溜まらない、快適なチャリンコライフになるのではないか。自転車製造業のオッサンどもよ、もう路上駐輪を前提にチャリンコの形状を考えても良いじゃないか。


・・・以上の2つを実践すると、日本全体のストレスはチリも積もってかなりの改善が考えられる。自転車のストレスは、気付かないうちに溜まっているもの。敢えて意識してみると、かなりムカつく乗り物である。しかし、上記のような改善を行うだけで、かなり快適な乗り物になる。しょーもないことではない。大きな大きな問題なのだ。

2007.08.23 | 世の中 | トラックバック(0) | コメント(3) |

etsuさんの提言、21世紀の世界平和を喚起する大変すばらしいものだと感じました。

ハゲ男爵の自転車は「カゴなし」で、なおかつ「コンパクトサイズ」です。ただ、コンパクトであるがゆえに、駐輪場で自転車同士が密着した状態の時、ものすごく取り出しにくいのです。

とても悲しい気持ちになります。威風堂々とたたずむ両サイドの巨大な自転車。それに挟まれ、梨元さん以上に「恐縮」している様子の我が自転車。取り出す時は、まず左右の自転車を「少しだけ横にずらす」という行為が発生します。これを行う瞬間、ハゲ男爵は何とも言えない哀愁を感じるのです。

誰のものとも知れない巨大な自転車。その自転車のサドルに手をかけ、後輪を少し浮かす。この時点で上腕二頭筋は悲鳴をあげ、鼓動は必要以上に早くなります。そして、いよいよ「少しだけ横にずらす」の真骨頂。ありったけの腕力でもって、自転車を30cmほど動かします。

今後の人生において、おそらく何の接点もない人間の自転車を「少しだけ横にずらす」。これほどまでに哀しい作業はないです。

今回の提言、ハゲ男爵は重大なものとして受け止めます。まずは、提言の1)を、ハゲ男爵だけでも実行していこうと思います。

2007.08.24 23:24 URL | ハゲ男爵 #a2H6GHBU [ 編集 ]

>ハゲ男爵さん
コメントありがとうございます!
もしかしていつもお会いしている方ではないですか・・・?
違ったらすみません。

確かに、自分とは全く関係のない人間の自転車を、なぜ自分が丁寧に「横にずらす」ことをしなければならないのか? そんなことを考えると、私はいつのまにか左右にたたずむ自転車を蹴り上げてしまうのです。

感情を持たない自転車だけに、自分をあざ笑っているような気さえして、怒りが込み上げてきます。もし自転車が「取り出しにくくてごめんね」という声を発してくれたら、まだマシなのかもしれません。

2007.08.25 08:11 URL | エツ #qbIq4rIg [ 編集 ]

たしかに ハンドルとペダルは横に張り出すから

折り畳んだりできればいいかもね(ただし 折りたたみ式自転車のペダルは強度不足をしてきされてたはず)

理想をいえばハンドルとペダルは簡単に取り外せる構造にしてもらえば盗難および場所の簡略化になるかも

2009.04.05 06:42 URL | dtksns #- [ 編集 ]












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