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最近また寒くなってきました。この寒さを乗り切ると、徐々に春が感じられる陽気に近づいていくんでしょう。もうじき春一番が吹き、風が南から吹くようになっていきます。

 春よこい 早くこい あるき始めた みいちゃんが
 赤いはなおの じょじょはいて おんもへ出たいと 待っている


これは誰でも知ってる童謡、相馬御風の「春よ来い」です。春を待ちわびた赤ん坊が、早く外へ出て遊びたいとじょじょ(子供用の下駄のようなもの)を履いている様子を唄にしたものです。タイトル通り、「早く春が来たらいいなあ」という意味が込められています。この唄以外にも、春を待ちわびる唄や詩は数え切れないくらいあり、春は皆に好かれる良い季節であります。寒い冬が過ぎ、暖かい春を迎えると1年の中で最も過ごしやすい気候になります。それは言葉にも表れており、「やっと俺にも春が来た」のような使い方は、春がいかに良い季節であるかを象徴していると言えます。

しかし、今年は「春よ来るな」の年になりそうです。
毎日のようにテレビや新聞で取り上げられている「花粉症」の影響です。今年は猛暑の影響などで、過去最大の花粉飛散量が予想されています。比較的少なかった昨年のおよそ20倍。政府が緊急会議を開くくらいです。医療機関や企業、報道関係も対応を強化し、花粉症対策グッズの大量販売や相談窓口の設置、花粉症予報の扱いを大きくするなどしています。北海道上士幌町なんかでは、花粉の少ない場所に行く「花粉症ツアー」なるものを実施する予定らしい。すごいっすね。

現在、花粉症患者の数は全国の2割弱。15年前と比較するとなんと2倍に増えています。また花粉症にかかる費用(医療費や間接費など)は年間総額2860億円に上り、いかに深刻かがうかがえます。
これは「天災」なのか「大病」なのか、それともただの「アレルギー」なのか。その考え方は人それぞれですが、はっきり言えることは、国民の約2割が「春よ来い」と心から思うことができない、ということです。赤いはなおのじょじょはいておんもへ出たいなどとは言えません。こんなに過ごしやすい気温なのに、「また嫌な季節が来たな」と思い、外に出るのを嫌がるようになるんです。

春は出会いの季節、別れの季節とよく言いますが、花粉症の人はそのセンチメンタルな瞬間でも、鼻を真っ赤にしてジュルジュルいわせているのです。言ってみれば、花粉症患者にとって春は「冬の時代」なんです。辛く、苦しい我慢の季節です。このまま花粉症患者が増え続けると「春はあけぼの」が「春はすぎとひのき」になってしまいます。春が文字通り「春の時代」になるように、これからの政府や医療機関の対応に注目したいです。

まあ、俺は花粉症じゃないから関係ないけど。

2005.02.23 | 世の中 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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