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12月に起きたスマトラ沖地震。なんとマグチュード9.4であったことが今日のニュースでわかりました。観測史上最大であるチリ地震(M9.5)につづく大地震。先週再び起きた大地震もマグチュード8.7と凄まじく、犠牲者・行方不明者は合計で30万人近くらしい。

その大地震・大津波による犠牲者は、基本的には火葬でなく、土葬されることになっています。感染症の発生を懸念した政府が、最初は火葬にすると発表。しかし火葬の習慣がないイスラム教徒の多くがこれに反発したため、その後土葬に変更されました。宗教上の対立は、時に争いやテロを招く危険性があります。ましてや災害で混乱してる中、宗教問題を引き起こすと復興なんてできなくなります。土葬ならその後掘り起こして火葬にすることもでき、火葬が基本の宗教にも示しがつきます。火葬から土葬に変更したのはそういう理由からでしょう。しかし、二次災害や環境問題を考えると、土葬は決して良い方法ではありません。

土葬は火葬に比べると、地球環境に悪い影響を及ぼします。感染症が広がる可能性があり、また土の中で疫病の感染源が生き続け、土壌汚染などの環境破壊にも繋がります。スマトラ沖地震での死者数を考えると、この観点ではどう考えても火葬すべきでした。結果的に感染症が広がることはありませんでしたが、それは結果論です。「宗教上の争いという二次災害」を防ぐという意味では、ある意味無難な方法だったのかもしれません。しかし、宗教問題はしょせん人間同士の問題。地球環境を本気で考えるのであれば、人間同士の思想の違いは低い次元の話になるではないのでしょうか。無宗教の僕にとっては「もっと大切なことがあるやろ!」と思ってしまいます。

アメリカは環境問題を考え、徐々に火葬が増えていっています。キリスト教では火葬が受け入れられていなかったのですが、さすが自由の国って感じですね。中国や韓国などでも、同じく火葬が増えています。火葬にはダイオキシンという新たな問題があり、最良の方法かどうかはまだ疑問です。しかし世界中の専門家たちが宗教を無視し、最も地球に優しい葬儀方法を研究すれば、きっとよりよい方法が見つかるでしょう。

愛知万博では「自然の叡智」などとぬかしていますが、世界中にはまだ「偉いのは人間様じゃい」という考えがあるような気がします。火葬から土葬に変更されたことは、まさにそれを象徴している事例でしょう。宗教さえも無視して世界中が環境問題に取り組むには、地球の滅亡が現実味を帯びてきた時まで待たないといけないのかもしれませんね。

2005.04.05 | 世の中 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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