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歌は不思議な力を持っている。その時の気分や、考えてること、状況などで聴きたい曲はどんどん変わる。逆に、聴きたくない曲や聴けない曲もどんどん変わっていく。名曲と思っている歌でも、その状況によっては聴きたくなかったり、聴けなかったりする。抽象的な歌詞の歌を聴いたときなんかは特に、自分の心境をそこに当てはめたりして、物思いにふけることもある。それは何とも都合の良い当てはめ方で、同じ曲でも違う心境で聴けば違うように当てはめる。歌に後押しされた時のパワーは絶大。まるで世の中が自分を正しいと言ってくれているようで、心強さが増していく。逆に、悲しい時なんかはその悲しさが煽られ、どうしようもない気持ちになる。曲を聴いてそういう気持ちになる時は、一時的に「その歌が一番似合う人」になっているような気がして、「その歌は自分のためにある」とまで思ってしまう。どんな状況でも、それが少し気持ちいい。最近、そんなことを思わせてくれた歌をご紹介します。


家族の風景(ハナレグミ)
温度を感じられる曲。激しさはなくしっとりした曲調なのですが、限りない暖かさを感じます。笑顔の絶えない、落ち着いたやさしい家庭が頭の中に浮かんでくる。じっくり煮込んだカレーのような、コクがあって深い愛情のある家庭って感じ。

イメージとしては、どこにでもある昭和の家庭。リビングではなく“お茶の間”がそこにあって、狭くて家族がすぐ見える家庭。淡々としていて何の特徴もないありふれた家族だけど、そこにはあたたかい愛情があって、根付いた心がある。そんなシーンがイメージされます。何が幸せかは人によって違うけど、これはその幸せの形の大きなひとつだと感じました。何気ない日常の風景がどれだけ大切で幸せなことなのか、この曲は歌っています。

永積タカシさんはこのハナレグミで「何気ない日常」について、心にするっと入り込む曲を届けてくれています。そこにはスーパーバタードッグのファンキーな雰囲気とはまったく異なる、“素”の彼がいるように感じる。この「家族の風景」は、彼の曲の中でも特に心地良く、心に入って来易いと感じている曲。家族を持つ人がこの曲を聴くと、さらに想うことがあるんでしょうね。


tourist on the 未来'n(クラムボン)
軽快で気持ちが軽くなる曲。気分が重くなったとき、この曲は気持ちをどんどん軽くさせ、良い意味で「なるようになる」って思わせてくれます。自分の置かれている状況に照らし合わせ、前に進んでいこうと思うことができる曲。車にまつわる単語が多く出てくるので、運転中は特に自分と歌がマッチしてる感じがします。

ボーカルの原田郁子さんの歌声はなんかフワフワしていて、最初に聴いた時は落ち着かない印象があったんですが、聴いていると離れられない状態に。落ち着くことができて心拍数が安定します。「キレイな声」というよりも、「エエ声」って感じ。先日、京都造形芸術大学の学園祭でライブを見てきましたが、初めから終わりまで感動しっぱなし。違う世界に連れて行かれたようでした。

タイトルにも入っているように、この曲では「未来」という言葉が何度か出てきます。この「未来」って言葉には、聞くだけでパワーが沸いてくるような不思議な力を感じます。その言葉と彼女の声とが反応して、強い力を生み出しているような気がする。だから悩んだりしたら聴いてしまうんかなあ。「ハピネスをフレーズで」って思わず口ずさんでしまう。


ハイウェイ(くるり)
くるりの中で最も好きな曲。ぶっきらぼうな歌詞の中にも暖かみがあって、何か物事を“許す”気にさせてくれる。これは映画「ジョゼと虎と魚たち」の主題歌だったんですが、暖かくて切ないストーリーにかなり合っていたように思いました。勢いで突っ走ってしまう若者の心境を代弁しているようで、自分の中にある甘い部分とかダメな部分を良い意味で許せてしまいます。

くるりはハナレグミ、クラムボンと似た、“浮遊感”を感じることができるバンド。季節や景色、生活の良きBGMとしてハマり、バックでずーっと流したまま生活していたい感じがします。ごちゃごちゃした景色の中でも、彼らの曲を聴くとそこから自分を綺麗で居心地の良い世界に連れ出してくれそう。素朴なアレンジで単純なメロディーなのに、飽きが来ないのはそういう感じがあるからだと思います。

この曲は、忙しい毎日の中にポツンと訪れた休日に、チャリンコでもこぎながらボーっと鼻歌で歌いたい曲。何週間に1回は、そんな一日が必要だと思う。激しくストレスを発散させるのも良いですが、ゆっくりとストレスを発散することもまた違う良さがある。この曲はそんな一日を演出してくれる、すばらしい名曲です。

2005.11.04 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(4) |

ぶらぶらしていたら辿り着いたので、足跡を・・・
>それは何とも都合の良い当てはめ方で、同じ曲でも違う心境で聴けば違うように当てはめる・・・・・
実は私は歌を作り歌う人なのですが、まさしくこんな風に聞いてくれることを思い描きながら歌っています。私が書いた歌詞は誰かの耳に届いた瞬間にその人のモノになって、私の歌を媒体にして、その人が本当のストーリーを描く。みたいに。ちょっとクサイですかね・・・笑
でもそう思っています。エツさんの記事に同感したのでコメントしてみました♪

2005.11.05 01:56 URL | あ~にゃ #- [ 編集 ]

はじめまして。

紹介されていた音源を3つとも持っていたので思わずコメントした次第です。最近自分のブログでもクラムボンを取り上げたとこだったんですよ。
3曲とも雰囲気とか空気感があって良い曲ですよね。

すみませんお邪魔しました。

2005.11.05 02:14 URL | ムーン #- [ 編集 ]

「家族の風景」確か数年前に802のヘビローになってて、そこからハナレグミが、すごい好きになりました。いいですよね。
私のイメージも昭和初期、裸電球、そして洟垂れ小僧のいる家族、みたいな感じだったので、なんだか共感して書き込んでしまいました。お邪魔しました。

2005.11.05 02:44 URL | たびはび。 #- [ 編集 ]

>あ~にゃさん
はじままして!あ~にゃさんの歌、聴いてみたいです。あ~にゃさんが歌を歌っていることによって、すでに多かれ少なかれ誰かが自分と照らし合わせて聴いているでしょうね。機会があれば、ぜひ聴かせて欲しいです。ではでは!

>ムーンさん
はじめまして!僕は、クラムボンの「てん、」はまだ聴いていないんですが、なかなか良いみたいですね。確かに、脳が活性化しそうな刺激的な音楽だと思います。また宜しくお願いします。

>たびはび。
どうも!コメントありがとうございます!お久しぶりです。
「家族の風景」はヘビーローテーションだったんですね。知らんかった。なんか、聴くだけで幸せな気持ちになってしまいます。まさに、癒やしって感じですね。ではでは。

2005.11.06 10:57 URL | エツ #- [ 編集 ]












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