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歌は不思議な力を持っている。その時の気分や、考えてること、状況などで聴きたい曲はどんどん変わる。逆に、聴きたくない曲や聴けない曲もどんどん変わっていく。名曲と思っている歌でも、その状況によっては聴きたくなかったり、聴けなかったりする。抽象的な歌詞の歌を聴いたときなんかは特に、自分の心境をそこに当てはめたりして、物思いにふけることもある。それは何とも都合の良い当てはめ方で、同じ曲でも違う心境で聴けば違うように当てはめる。歌に後押しされた時のパワーは絶大。まるで世の中が自分を正しいと言ってくれているようで、心強さが増していく。逆に、悲しい時なんかはその悲しさが煽られ、どうしようもない気持ちになる。曲を聴いてそういう気持ちになる時は、一時的に「その歌が一番似合う人」になっているような気がして、「その歌は自分のためにある」とまで思ってしまう。どんな状況でも、それが少し気持ちいい。最近、そんなことを思わせてくれた歌をご紹介します。


家族の風景(ハナレグミ)
温度を感じられる曲。激しさはなくしっとりした曲調なのですが、限りない暖かさを感じます。笑顔の絶えない、落ち着いたやさしい家庭が頭の中に浮かんでくる。じっくり煮込んだカレーのような、コクがあって深い愛情のある家庭って感じ。

イメージとしては、どこにでもある昭和の家庭。リビングではなく“お茶の間”がそこにあって、狭くて家族がすぐ見える家庭。淡々としていて何の特徴もないありふれた家族だけど、そこにはあたたかい愛情があって、根付いた心がある。そんなシーンがイメージされます。何が幸せかは人によって違うけど、これはその幸せの形の大きなひとつだと感じました。何気ない日常の風景がどれだけ大切で幸せなことなのか、この曲は歌っています。

永積タカシさんはこのハナレグミで「何気ない日常」について、心にするっと入り込む曲を届けてくれています。そこにはスーパーバタードッグのファンキーな雰囲気とはまったく異なる、“素”の彼がいるように感じる。この「家族の風景」は、彼の曲の中でも特に心地良く、心に入って来易いと感じている曲。家族を持つ人がこの曲を聴くと、さらに想うことがあるんでしょうね。


tourist on the 未来'n(クラムボン)
軽快で気持ちが軽くなる曲。気分が重くなったとき、この曲は気持ちをどんどん軽くさせ、良い意味で「なるようになる」って思わせてくれます。自分の置かれている状況に照らし合わせ、前に進んでいこうと思うことができる曲。車にまつわる単語が多く出てくるので、運転中は特に自分と歌がマッチしてる感じがします。

ボーカルの原田郁子さんの歌声はなんかフワフワしていて、最初に聴いた時は落ち着かない印象があったんですが、聴いていると離れられない状態に。落ち着くことができて心拍数が安定します。「キレイな声」というよりも、「エエ声」って感じ。先日、京都造形芸術大学の学園祭でライブを見てきましたが、初めから終わりまで感動しっぱなし。違う世界に連れて行かれたようでした。

タイトルにも入っているように、この曲では「未来」という言葉が何度か出てきます。この「未来」って言葉には、聞くだけでパワーが沸いてくるような不思議な力を感じます。その言葉と彼女の声とが反応して、強い力を生み出しているような気がする。だから悩んだりしたら聴いてしまうんかなあ。「ハピネスをフレーズで」って思わず口ずさんでしまう。


ハイウェイ(くるり)
くるりの中で最も好きな曲。ぶっきらぼうな歌詞の中にも暖かみがあって、何か物事を“許す”気にさせてくれる。これは映画「ジョゼと虎と魚たち」の主題歌だったんですが、暖かくて切ないストーリーにかなり合っていたように思いました。勢いで突っ走ってしまう若者の心境を代弁しているようで、自分の中にある甘い部分とかダメな部分を良い意味で許せてしまいます。

くるりはハナレグミ、クラムボンと似た、“浮遊感”を感じることができるバンド。季節や景色、生活の良きBGMとしてハマり、バックでずーっと流したまま生活していたい感じがします。ごちゃごちゃした景色の中でも、彼らの曲を聴くとそこから自分を綺麗で居心地の良い世界に連れ出してくれそう。素朴なアレンジで単純なメロディーなのに、飽きが来ないのはそういう感じがあるからだと思います。

この曲は、忙しい毎日の中にポツンと訪れた休日に、チャリンコでもこぎながらボーっと鼻歌で歌いたい曲。何週間に1回は、そんな一日が必要だと思う。激しくストレスを発散させるのも良いですが、ゆっくりとストレスを発散することもまた違う良さがある。この曲はそんな一日を演出してくれる、すばらしい名曲です。

2005.11.04 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(4) |

674(奥田民生)
高校生のとき、この歌詞に衝撃を受けました。確か寝る時はいつもこの曲を聴いてた気がします。なんて暗い高校生だったのでしょう。クラブ活動や受験、友達付き合いや恋愛など、自分を取り巻くすべての要素を「どうでもええわ」と思わせてくれました。歌詞の内容は完全にマイナス。アコースティックギターと木魚だけの演奏をバックに「ああいっそ 地球も 大予言どおりに」「ああいっそ このまま 心臓も 動くな」などと自殺願望のような歌詞を並べ、ダラダラとお経のようなメロディーで唄っています。どう考えても元気をなくさせる曲調なんですが、僕にとっては気分を落ち着かせる曲の一つでした。僕は嫌なことがあるといつも、「まあ、死ぬよりマシや」と思うようにしているのですが、その原点はこの曲にあるのかもしれません。死んでしまいたいくらいの虚しさを唄った歌だからこそ、逆にいろんな嫌なことを「死ぬよりマシや」と思わせてくれたのかでしょう。

コーヒー(奥田民生)
意外に売れなかった曲。シングル曲ではこれが一番好きです。歌詞もメロディーも、民生らしいダラダラした感じがよく出ています。舞台は雨の日。僕は昔から、雨の日に室内でじっと過ごすことを快適に感じていました。なんか、妙に落ち着くんです。雨の日の外出が心から嫌いだったせいかもしれません。休みの日に家でダラダラするのはあまり好きではないんですが、これを聴くと「まあ1日くらいえっか」という気分になります。ダラダラした曲調の中にも激しい部分があり、それが「ひたすら降る雨」の雰囲気を見事に演出しています。民生氏はコーヒーを飲まないらしいのですが、コーヒーで休憩することに微かな憧れでもあったのでしょうか。これが「紅茶」だったら間違いなく雰囲気に合わなかったですね。

カヌー(奥田民生)
エロというか何というか・・・。歌詞をフツーに眺めると、爽やかな冒険の歌って感じに思えますが、読めば読むほど深い意味を発見することができます。「マーマレード色した二人のプールは ホームメイドバターの青い味がした」「謳歌してほしいな 僕のコントローラーを」「揺れながら下の方の名前 呼んでおくれ」・・・。考えれば考えるほど様々な妄想がふくらんできます。まあ、エロとは言ってみても、男と女のロマンですから、不謹慎でも何でもないと思います。エロソングというよりも、セックスソング。真の愛の歌ですね。最後は「私の舟の名前 オリエンタルカヌーをその中へ 呼んでおくれ」と歌っておられます。男と女が愛し合う行為なんてのは、カヌーでの航海のようなもの。女性という大海原へ、小さなカヌーを漕ぎ出す冒険のようなもの。いや~、神秘的やね。子どもにはこんな感じで性教育すべきですね。

リー!リー!リー!(奥田民生)
ビートルズを完全に意識したアレンジですね。民生氏の歌では珍しい、全編英語の歌詞。・・・と思いきや、良く聴けば全編日本語の歌詞でもあります。「I know duck you scroll on day luck you」→「あの打球すっころんで落球」など、これは全編当て字英語の歌。「何じゃこの曲?」と誰もが思うでしょうね。「和洋折衷ソング」とでも言っておきましょうか。「試合は明日で」と言うのを「see eye were yesterday」と歌っているのは笑えました。「明日」を「昨日」と言っているわけですから。この変な歌詞のせいでそっちばかりが注目されますが、草野球の歌というものがかなり僕にはヒットしました。「ところで皆仕事はいいんですかい」って、草野球ばっかしているオヤジに対して、僕が昔から思っていたことです。その他にも、草野球ののんびりさや楽しさが存分に詰まった曲です。和洋折衷しなくても、十分素晴らしい曲だと思います。

2005.08.16 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(1) |

たぶより、Musical Batonなるものが回ってきた。ここ数日、さまざまな人のブログやmixi日記でこの企画(?)を拝見していました。なかなかの盛り上がりを魅せているようです。

Musical Batonとは、海外のブロガーが始めた遊び(?)がネットワークから来日したものらしい。音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきて、自分のブログ上でこれらの質問に答える。そして次の5人を選びその人にバトンを渡す、というルールらしい。言ってみれば「ネズミ講」「チェーンメール」の類のようなもの。もしかしたらどこかの企業がマーケティングリサーチのために広めているのでは?と思います。タダで手っ取り早くアンケートができますし、広めていくのもラク。話題にもなりますしね。5月くらいから急激に広まっているみたいで、今後はネットや雑誌でも取り上げられるのでしょう。

まあ特に断る理由もなく、これはこれで書くのがおもしろそうなので、
早速やってみようと思います。

1.Total volume of music files on my computer
(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
14.99G
20Gのipodにて使用。詰め込むだけ詰め込んで、全曲シャッフルして聞いています。このシャッフル機能はかなりお気に入り。僕は20年以上前の曲から最新の曲まで幅広く入れているので、次に流れるのがどの時代のどのジャンルの曲かが全く分かりません。なかなかワクワクして楽しめます。単純な機能ですが、「音楽の時代錯誤」が味わえる良い機能だと思います。


2.Song playing right now(今聞いている曲)
スタウダマイヤー(奥田民生)
最新アルバム「comp」の中の一曲。聞いていたらボーっとしてきて、まるでお経のよう。 暗~い曲なんですが、何か知らないけどパワーが沸いてくる不思議な曲です。ソロデビューアルバム「29」に入っている「674」という曲に似たダラダラ感があります。ただ歌詞の内容や伝わってくるものは全く逆。「674」が“陰”だとすると、「スタウダマイヤー」は“陽”って感じ。

3.The last CD I bought(最後に買ったCD)
南の島(我如古絵美)
香川県高松市にある沖縄料理屋「琉球御殿」で彼女と出会いました。我如古さんは沖縄民謡ライブで各地を回っている沖縄出身の歌手。その日も三線を弾きながら沖縄民謡を歌ってくれました。天然ボケでボーっとした性格とは裏腹に、ハイトーンで元気のよいステージを披露してくれます。唄もかなり上手。沖縄民謡独特の、所々に裏声を入れる歌い方も完璧でした。その日僕は直接彼女からCDを購入。ジャケットに「NO UCHINA MUSIC NO LIFE!!」という彼女のキャッチコピーもサインしてもらいました。近いうちに大阪に来るかもしれないので、その時は是非ライブを見に行きたい。

4.Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
PIECE OF MY WISH(今井美樹)
中学生の頃に聴きまくっていた曲。サビの歌詞が、中坊の僕にはグサッときました。嫌なことがあるといつもこの曲を聴いていたような気がします。生まれて初めて聴いて泣いたのはこの曲。思春期で反抗期だった当時の僕は、「叱ってくれる母親」のような感覚でこの曲を聴いていたのかもしれません。今井美樹の曲は、布袋寅泰がプロデュースするまでは大好きで、オススメ曲もたくさんあります。包容力のある歌声がとても魅力的でした。

あなただけを~Summer Heartbreak~(サザンオールスターズ)
この曲を聴くと、必ず高校2年生の夏休みを思い出します。僕は陸上部に所属していて、一つ下の女の子との小さな駆け引きがありました。今になって思うと本当に小さなエピソードですが、当時の僕にとってはまるでドラマのよう。この曲はその頃に発売され、部屋でよく聴いていました。この曲が主題歌の恋愛ドラマ「いつかまた逢える」が当時放映されていて、主人公と自分を重ねて見てたもんです。

遠くへ-1973年・春・20才-(浜田省吾)
僕にとって暗黒の時代とも言える、浪人時代に聴きまくっていた曲。この頃の僕は勉強ばかりで、心がかなり病んでいました。これは「浪人後の大学生活」を歌った歌。この曲を聴くと、辛い浪人生活から逃げることができる気がして、何度も何度も聴きました。。受験で京都の大学に行くバスの中で、この曲を繰り返し聴いていたことは、今でもはっきり覚えています。

あいかわらずなボクら(B'z)
大学1回生の春、先輩の卒業式の後に行われた“追いコン”を思い出します。スキューバダイビングのサークルでお世話になった当時の4回生に向けて、1回生だった僕らが生演奏して歌いました。大学に入って初めての追いコンということもあり、追いコンではみんなボロ泣き。この曲を聴いて4回生の一人が泣いてくれて、それが嬉しかったのを覚えています。そんな思い出のある曲。B'zはあまり好きではないのですが、この曲は例外。“ダサカッコイイ”歌詞が、サークルの雰囲気に合っていた気がします。

アカイヌクモリ(EGO-WRAPPIN')
大学4回生の冬、助っ人として所属していたバンドで演奏しました。秋頃から練習を始めたのですが、エゴの楽譜がどこにも売ってなく、必死で耳コピしたのを覚えています。前のブログでBYRDという曲についても書きましたが、同じくこの曲もアメリカ同時多発テロの時によく聴いていた曲。ピアニカの音を中心としたアコースティックな演奏が、何ともレトロで味わい深い雰囲気を演出しています。聴くと今でも当時の記憶が蘇る、名曲です。

5.Five people to whom I'm passing the baton(バトンを渡す5名)
これを誰が見てくれているかわかりませんし、見たからといって書くかどうかもわかりません。でも書いている以上、とりあえず指名しようかと思います。

まふとさんブログ
おおいずさんブログ
ハラオさん(mixi)
さこさん(mixi)
マームー(mixi)

もしヒマならお書きください。
以上になります。

2005.07.03 | 音楽 | トラックバック(1) | コメント(2) |

制服(吉田拓郎/1973年)
集団就職で東京に出てきた少女たちを見かけ、駅のホームから遠く眺めている情景を唄った名曲。都会というものは時に夢を抱かせ、時に夢を壊す。そんな都会の現実から、少女たちの将来をあくまで現実的に思い浮かべています。

集団就職は今では遠い昔のことですが、この曲を聴くと、そんな少女たちの人生を痛いくらい感じることができます。田舎で生まれ田舎で育ち、希望に満ちた純粋な少女を、都会という現実が良かれ悪かれ大人へと変えていく。切ない少女の人生が目に浮かんできます。「きれいに暮してゆける土地は どこか他のところのような気もするよ」 本当にそう思う。都会のしがらみや“建前と本音”を学び経験することは、純粋な少女の心を消し去ってしまう可能性があります。そう思うと、都会に出てこなかった方がある意味本当の幸せが手に入るのかも知れません。しかし少女たちは、都会を夢見て上京する。そんな光景を見てジレンマのようなものを感じたのでしょうか。

高校時代、僕はこの曲に感銘を受けてテープがすり切れるほど聞いていました。今は集団就職などなく、現実社会を伝えるメディアが多数存在します。少女たちは「都会の現実」をある程度認識でき、この曲のような状況になることは少なくなりました。それも良かれ悪かれですけど。


浅草キッド(ビートたけし/1986年)
ツービートの下積み時代を、ビートたけし自身が作詞作曲して唄った名曲。数々の芸人・俳優を生んだ「浅草松竹演芸場」が舞台で、貧乏暮らしの中で芸に励む彼の様子が窺えます。

「夢を託した百円を 投げて真面目に拝んでる」
売れたい一心でなけなしの百円を賽銭箱に入れる。同じような芸人が今まで数え切れないほど存在し、その多くが夢叶わずに散っていったのでしょう。そんな切ない思いをこの曲は感じさせてくれます。ツービートに限らず、売れない芸人を支えるのは、歌詞にある「いつか売れると 信じてた」 というひと言。ストリップ小屋で細々と働いていた少年が、今では「世界の北野」と呼ばれるまでにのし上がった。今の北野武があるのは、この時代があったからと言っても過言ではないでしょう。

「夢は捨てたと言わないで 他に道なき二人なのに」
カネもなく、客も来ない。いっそ辞めてしまいたいが、辞めてしまうともう何も残らない。恐ろしい世界に飛び込んでしまったという思いがそこにあったのでしょう。天職なんてのは、一種の麻薬みたいなもので、どんなに苦しくても辞められないものだと思います。ビートたけしにとって、「お笑い」とは天職。映画監督として脚光を浴びている今でさえ、「俺はお笑い芸人だ」と言っています。

この唄は芸人が創ったとは思えないほど素晴らしい曲。歌詞もメロディも、何とも言えない哀愁が感じられます。彼の才能が素晴らしいことを証明しているのではないでしょうか。そして意外と声も魅力的。モロに“ビートたけしの声”っていう感じですが、ヘタウマな感じが曲と良く合っています。

2005.06.28 | 音楽 | トラックバック(1) | コメント(4) |

GWを使って横浜に旅行してきました。
港・中華街・鎌倉・江ノ島など、サザンオールスターズの歌によくでてくる場所を中心に回ってきたので、今回はサザンの曲とともに旅を振り返ってみたいと思います。

涙のアベニュー(サザンオールスターズ)
なんか、曇り空で夕方~夜の悲しげな横浜って感じの曲。中華街にほど近い港がイメージにある曲なんでしょう。徐々に暗くなっていく港から、街明かりがだんだん綺麗に見えていく様子がうかがえます。今回の旅行でも、夜に中華街から山下公園や大桟橋あたりまで歩いて行きましたが、まさに歌詞中にある「漂うだけの街」横浜を感じました。小さく揺れる港の海と、そこから見える夜景が気持ちをポーっとさせます。時間が経つのを忘れ、気がつけば日付が次の日になりかけていました。周りはカップルだらけで、この曲が大変似合うシチュエーションのように思えました。

この曲は男目線と女目線の歌詞が交錯していて、細かい駆け引きが読み取れる名曲。友達同士から恋人へと発展していくような状況なのでしょうか。サザンオールスターズと言えば夏ですが、この曲は秋や冬の横浜が似合いますね。


LOVE AFFAIR~秘密のデート~(サザンオールスターズ)
横浜ブランドを高めたと言っても過言ではない名曲。この曲を聴くと夜の観覧車に乗りたくなってウズウズしてきます。横浜には世界最大級の大観覧車があり、乗るとベイブリッジや赤レンガ倉庫、マリンタワーなどの絶景が見渡せます。この曲のイメージは、まさにそんな輝かしい横浜の夜景。…とは言っても、今回の旅行ではこの観覧車には乗りませんでした。乗ればよかった…。大きな悔いです。大桟橋での眺めに見とれていたら、観覧車に乗る時間がなくなってしまいました。

ロマンチックな横浜のデートを詰め込んだような感じの曲で、サビには数々の名所の名前が出てきます。今回の旅行で、僕も可能な限りその場所に立ち寄ってきました。マリンルージュという船は残念ながら見られませんでしたが、大黒埠頭やシーガーディアン(ホテルにあるバー)、ハーバービュー(氷川丸という船の中にあるレストラン)など、子どものようなハシャギっぷりで回りました。

あと、この曲は1998年のドラマ「スウィートシーズン」の主題歌でした。このドラマはちょっとだけしか見ていませんでしたが、確かロケ地が横浜で、曲とかなりマッチしていたように思えます。最後に、この曲の副題にある「秘密のデート」っていうフレーズ、何かいいね。・・・と思ったら、これは不倫の歌らしい。う~ん、そりゃ秘密やわな。


鎌倉物語(サザンオールスターズ)
サザンと言えば湘南のイメージが強いですが、この鎌倉もサザンゆかりの地。桑田サンが通っていた高校もこの鎌倉にあります。原由子サンがしっとりと歌い上げるこの曲は、「鎌倉」と聞いたら真っ先に浮かんできます。鎌倉には大仏や極楽寺、閻魔堂など上品で古風な建物が多い歴史ある街。僕も鎌倉に降り立ち、大仏を見てきました。僕の行った日は5月にしてはかなり暑く、太陽がギラギラしていました。でもそれが緑の多い鎌倉の古風な景色を引き立てていたような気がします。鎌倉は夏の暑い日に汗をかきながら歩くのが似合う場所。そんな日にこんな曲を聴くと、さぞかし涼しい気持ちになれるんでしょうね。

恐らく桑田サンの学生時代をイメージした曲なんでしょう。「日影茶屋ではお互いに声をひそめてた」とありますが、この「日影茶屋」は少し高級な日本料理店。高級な雰囲気の店で若い二人が襟を正し、声をひそめている様子がうかがえます。

この曲の歌詞に出てくる「江ノ電」は鎌倉名物の電車。今年で開業103周年になるらしい。「江ノ電ファンクラブ」もあるほど人気のある電車で、僕が乗った時も電車の写真を撮っている人が多くいました。僕もその中の一人です。580円で乗り降りし放題の「のりおり君」を買って、江ノ電沿線を満喫してきました。そういえば2002年の江ノ電100周年の時には、鎌倉駅でこの「鎌倉物語」のメロディが発車ベルのかわりに流れていたそうです。ぜひその時に行きたかった。


夏をあきらめて(サザンオールスターズ)
夏と言えば海、海と言えばサザン!と言うように、サザンには海の曲が多い。「勝手にシンドバッド」など海水浴にぴったりのノリのよい曲もあれば、この曲のように悲しげな海の曲もあります。海水浴の最大の敵といえば雨。この曲は、せっかく彼女と海水浴に来たのに雨が降ってしまってボツになってしまった、というなんとも悲しい曲です。ちなみに僕が茅ヶ崎に降り立ったのは夜。海水浴をするつもりは初めからなかったのですが、せっかくなんで真っ昼間の茅ヶ崎サザンビーチを眺め、ボードウォークを歩きたかったと悔しく思います。

歌の中では、雨で海水浴ができなかった二人が「Pacific Hotel」に駆け込むのですが、そのホテルもすでに取り壊されており、僕が同じようにそのホテルに駆け込むことはできませんでした。そういう意味では僕も「夏をあきらめて」を味わったことになるんでしょうか。Pacific Hotelは「HOTEL PACIFIC」という歌にもなった有名なホテル。この跡地には公園とマンションが建てられており、とりあえずそこに駆け込んで写真を撮っておきました。

曲中の「江ノ島が遠くにボンヤリ寝てる」姿はなんともエエ感じ。これは江ノ島より西の茅ヶ崎から見た姿を歌っていますが、江ノ島の東にある稲村ヶ崎から見る姿もまた違ってエエ感じでした。これは「勝手にシンドバッド」の歌詞にある「江ノ島が見えてきた 俺の家も近い」のところで歌われています。しかし実際に江ノ島に行ってみると、モロに観光地の雰囲気が漂っていて、あんまりでした。


以上です。
同じように「クレイジーケンバンドの曲とともに旅行を振り返る」こともしようと思っていましたが、これはまた次の機会にしておきます。

2005.05.07 | 音楽 | トラックバック(1) | コメント(1) |

BYRD(EGO-WRAPPIN')
聴き酔ってしまいそうな名曲。エゴの曲はほとんど聴きましたが、この曲が一番好きです。ちょうどアメリカで同時多発テロがあった時、この曲をよく聴いていました。なのでこれを聴くと、必ずその頃を思い出します。壮大で切なさのある曲調が、当時の世界によくマッチしていました。エゴには珍しく管楽器が全くない曲ですが、ピアノとハーモニカがええ味出してます。ライブではよっちゃん(Vo)がピアノ弾き語りを披露してくれるんですが、これがまた危なっかしくて、ハラハラしながら聴かせていただきました。

門限やぶり(ケツメイシ)
なんか昔「少年マガジン」で連載してた「BOYS BE…」っていう漫画を思い出させます。あの漫画はキモいと思いますけど、ケツメイシが歌うと似たような題材でもキモく聞こえません。不思議ですな。きっと作るのがうまいんでしょう。“まだ子供の世界しか知らない少女を、自分なりに大人の世界へと連れ出していく”っていう曲。サックスの音色が“子供から大人へ”の雰囲気を上手いこと演出していて、なかなかええ曲でございます。これは言ってみれば電車内ナンパですね。僕も毎日電車に飛び乗りますけど、こんな出会いは全くありません。むしろオッサン多いです。乗る時間帯に問題があるんでしょう。

まっぴらロック(クレイジーケンバンド)
「仏滅に聴きたい曲」ランキングなら絶対1位ですね。なんか悪い意味での“和”を感じます。殺人事件でも起こりそうな、マイナス要素の強い名曲です。「あの夏掬った出目金がさっき死にました」なんて言われても、俺はどうしたらええねん。クレイジーケンバンドはかなり好きなんですが、どこか宗教くさいとこがあって、この曲は特にその雰囲気がにじみ出ています。「なんまいだぁ」のところなんか、まさに。演歌を思わせるメロディーも、ええ感じで怪しさ溢れてます。こんなメロディーは横山剣氏の得意分野なんでしょう。イキイキと歌っておられます。ライブでは終盤に歌われることが多く、いつも横山氏が「時間というものは誠に残酷なものでございます…」と言ってからこの曲に突入。おもろいオッサンですわ。

つづく

2005.03.23 | 音楽 | トラックバック(1) | コメント(4) |

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